英雄 〜HERO〜。

 本日DVDがご発売ですが降雪の為購入に行けるかどうか微妙なので、腹いせまじりに今更ながら感想を述べてみるものであります。

 「美しく、そして切なく」と言うのが見終わった直後の感想でありました。日本の宣伝で強調されておりましたアクションなんてどうでもよく、映像と音楽の美しさに圧倒され、ストーリーに感じ入ったのです。英雄とは勝者のみか、名を残した者のみか。

 そんな訳で、私的にかなり気に入っている映画で、この手の中国系ファンタジーにありがちな舞踏の様な戦闘シーンに付いて行けなくなる時があったり、終盤で頼んでもいないのに台詞で説明しだしてがっかりしたり、「えー……」と思わず突っ込んでしまうシーン(←えと、ドドドっとみんなで秦王に詰め寄るシーン。そもそも如何にして近づくか、と言うのがストーリーの要だったりしますし)があったりするのも全てOK。根底を流れる精神みたいなモノが帳消しにしてくれるもの。

 主要登場人物に悪人がいないこの映画。誰に感情移入しても心を揺り動かされるだろう。とか思います。劇場で泣きそうになるわ、なんとなく意味不明がちに敬礼してしまいそうになるわで大変だったんだから(←バカ)。