WebDAVとMac OS X。〜WebDAVと私。の3〜

 晴れてWIndows XPから接続できる様になり中を確認してみると、Mac OS X上では“名称未設定フォルダ”となっているフォルダが、“名称未設定フォルタ・”みたいに最後の濁点が分離されて化けている様な具合。化けているので当然アクセスできない。けれども、Windows上で“新しいフォルダ”を作成してリフレッシュしてみても化けないので日本語対応は成功している模様(←mod_encodingを導入していないとリフレッシュした時点で化けてその後Windowsからは扱い不能になります)。そしてそのWindows上で作成した“新しいフォルダ”は問題なくMac OS Xから利用可能。

 「Unicodeの実装やバージョンの差異による問題か。全角チルダや円マークなら覚悟はしていたけれども、まさか濁点にもあるとは」と当たりを付けて調べてみると矢張りそうだった様で、WebDAV Resources JPDAV FAQ JPで記述を発見。対応パッチがあるのでそれを当てればいいらしい。
 「あぁ、矢張り楽をするわけにはイカナイのね」とmod_dav、mod_encodingのソースをダウンロードしてビルドし直す事に。パッチ対象のmod_encoding-20011211aはもう手に入らないみたいなので、現在配布中のmod_encoding 20021209にパッチを当ててインストール。問題はなかったみたい。

 Apacheを再起動してあらためてMac OS Xから接続、新規にフォルダを作ろうとすると……。エラーです、作れません。Windows XPからは問題なく操作できているのに、Mac OS Xからは何もできない。何が起こっているのだろうとログを探ると、「Digest: uri mismatch」と出ている。「あー、ひょっとしてどこかで狂っているのかもー。あひゃ」とここら辺りから半ばヤケな状態になってきていたものの、とりあえずDigest認証をやめてBasic認証に戻してみる。
 イケマシタ。作れます、操作できます、Windows XPからもちゃんと“名称未設定フォルダ”ってヨメマシタ。
 と言う事はですよ、Digest認証を取るか、Windows <-> Mac OS X間の日本語文字化け解消を取るかっつぅ話ですよ、コレは。悩ましい、何とも悩ましい。と思ったのも数秒、「どうせほとんどMac OS Xからしか使わないし、運用で逃げられるだろ」と、パッチを作成した方には感謝しつつ素のmod_encodingと差し替えて、Digest認証を有効に。

 ふぅ。と胸を撫で下ろしていたら、今度はMac OS Xからはリネームができない事に気がついたりします。エラーログを見るに、MOVEコマンドがきかないみたい。
 試しに旧環境にアクセスしてリネームしてみると頗る普通にできる。旧環境へインストールしたのは1年半くらい前だったと思うのだけど、いくつのバージョンを入れたのかなんて覚えているはずもなく、かといって調べる気力もなく。とりあえずmod_encodingを無効にしたりとか色々と組み合わせを試してみるも改善しないので、「運用で逃げられるし、もういいや」と諦めてしまいました。
 ところが、Windows XPから試してみるとできるんすよね。ログで追いかけてみると、MOVEを発行してコケたら、PUTやGETを使って見かけ上リネームした様に見せてくれている様です。素晴らしい、エライぞ。Appleさんもぜひ真似しなさい。

ーー追記ーー
 ごめんなさい。上記のMOVEコマンドがきかない件ですが、私のミスでございました。Mac OS Xからリネームできてます。
 ミスの内容は、httpd.confで設定していたServerNameを勘違いしていたという何ともお粗末なモノでしたです。ぅぅ

 そんなわけで、WebDAV周りはかなり充実してきていますが、まだまだ改善の余地や、擦り合わせが必要な箇所もありますね。更なる発展と普及を期待していますよ。