webperfcachectl start.

 私、Mac OS X Serverなるモノは所有していませんし(←それもどうかと思うのですけど)、実は動いているところを目にした事もありません。しかしまぁ、お仕事をさせて頂いている某所では稼働しておりますので、かろうじてsshでログインしてなんちゃらかんちゃらな経験はございます。物理的に遠いので実際に触れた事はなく、GUI的には未だ未経験ですけど。

 そんな某お取り引き先にはMac OS X Server 10.1も別物Webサーバとして稼働していたらしいのですが、そのサーバで配信しているサイトへアクセスできなくなったとの事。幸いsshは生きていたのでログインして軽く調査してみると、普通にhttpdが起動していないだけっぽい。
 ので、「なんでもMac OS X ServerではGUIの管理ツールがあって、それでちょいちょいと設定するみたいですよ〜。うちからじゃできませんのでよろしくですー」旨をお返事。すると、「なんかそのツールを起動して使おうとすると管理対象じゃないとかなんとか言うんですー。旧担当者は退職しちゃってて良く分からんですー。連絡も取れないし」なご返答。

 「じゃまぁ、とりあえず仮復旧と言う事で、直接起動しちゃえ」と

sudo apachectl start

 としてプロセスを確認、ブラウザから普通にアクセスしてみると繋がらない。サービス受け付けていません状態。ついこの間までアクセスできていたって事だから、その前のFireWallとかで蹴っているのも考えにくいのでサーバ本体が蹴っているのかなと色々と試してみたものの、やっぱりダメ、普通にポート80じゃ何もやってませんな感じ。
 「んー、プロセスを見る限りhttpdは動いているのだが」と一応httpd.conf(←Webサーバの設定ファイル)を見てみると、驚愕の事実を発見。「どうやら、ポート16080で動いている」らしい。なんで?

 と言う事で、あらためて検索してみましたら“Mac OS X Server 10: Web サービスが、デフォルトでポート 80 と 16080 を使用する”ですっきり解決。「なるほど、Server版ともなれば、色々と工夫が施してあるのだなぁ」。が、しかし、この設定は、Server Admin アプリケーションの「Web サービス」モジュールの“一般”枠にありますとか書いてありますよ。そのServer Admin アプリケーションてヤツが使えないんだってば。
 とは言え、「いくらなんでもGUIのみで、まるっと(←懐かしい)CUI不可って事はなかろう」とコマンドラインから設定を変更する方法を探してみるも空振り。アップルさんにあるドキュメントも10.3以降って事で、実際試してみたけれども矢張り無理の模様。

 ならば、「せめてそのパフォーマンスキャッシュなるものを機能させる方法は」という方針に切り替えて(←素直にポート80で動く様に書き換えろとか言っちゃダメ)、“Mac OS X Server 10.2, 10.3: Web パフォーマンスキャッシュについて学習する”経由で“Mac OS X Server 10.2: apachectl スクリプトを使用して Web サービスを開始/停止する方法”に辿り着き、

sudo webperfcachectl start

 で仮復旧。
 手動で動かしてしまっているから次起動時に自動起動はしてくれないし、他にも少し問題になるケースもあるみたいなのだけど、とりあえずはこれでしのいでもらって、そのうちちゃんとツールで設定して頂こう。

 と言う訳で、やたら長いメモでした。Apple Remote Desktopを導入すれば楽々解決なのかな。