母の圧力に屈し黒豆を煮ている。

 「無理無理、作れる訳がない」なんてほざいていたくせに、人が苦労して作った黒豆(煮)に味をしめてしまって、前回拵えてから一ヶ月もたたない一月中旬から「そろそろ黒豆が食べたい。あー、食べたい。なんだかとっても」とか言い出して豆まで購入して来て準備を促す始末。しかも、前回比1.5倍量だ。

 前日に仕込んで一晩漬け込み、灰汁を取りながら、少しずつ水を加えながら4、5時間ほど連続で煮込まねばならないので、私の気持ちは「作るの面倒 >>>>>>>>>> 食べたい」に決まっているわけで、そもそも私自身は体的にそうバクバク食うわけにもいかないので楽しみが薄いわけで、いくら自宅でのんびりしている風でもそれはそれなりにマシンの前で作業をしているわけで、「バカバカ、手前で作れよ、バカ。豆漬けて煮るだけじゃねーか、バカ。やれよ、バカ。気合いで、バカ。あぁ、このバカ」と丁寧に提案遊ばしたものの「お前のが美味い。そして私は忙しい」の言葉で相手にされず……。まぁ、「美味い」と言われると悪い気はしないのだが。
 と、しばらく抗って放置しておいたのだが、何しろダイニングテーブルにおける私の席の脇あたりに用意してある黒豆が置いてあるのである。毎回食事を頂く度に視界に入るのである。たまに「あぁ、私はいつまで黒豆を待たされるのであろうか、永遠に違いない」なんて囁かれるのである。「明日、煮てはいかがだろうか」なんて促されたりもするのである。

 そうこうしているうちにだんだん不憫に思えてきて(←私は断じて優しい人間ではないが、極たまに気まぐれる)、昨日の夜に仕込んで今煮込んでます。やっと半分は過ぎました。サッカーが放送されていたので(←負けたけど)助かりました。久しぶりに「おい森」で遊びました。無線LANのおかげでバカな日記がアップできそうです。

 まぁ、煮込んでいるうちにかなり食べたくなって来ているので良いんだけどさぁ、せめてこう、四半期に一回くらいの頻度にしましょうよ……。

ーー追記:'06/02/12ーー
 そのまま夕食準備に突入し、前回と同じ様にふっくらツヤツヤに煮上がった。ものの、甘さを控え過ぎてちょいと物足りない……。全然納得できないので来週も煮てやろうかしらん。