Internet Explorerさんの歩みな記事。

 Windows 8 Beta | From Internet Explorer 1.0 to 9.0: Chronological Evolution「Internet Explorer 1.0~9.0」までのUIの歴史 - 気になる、記になる…経由)

 explorerの最後の方のスペルがよくわかりません、覚えるために慎重にタイプしてみました。どうでもいいです。
 そんなわけで、最初にみたあれが1.0かどうかは判然としませんが、使った事があるといえば最新の9以外は使った事はありますよ。もともとコンピュータ系の学校へ居たのでWindowsもUNIXもMacも同時に使い始めたし、最初に自分で購入したのは富士通のFMVさんだったのでWindows育ちやし。まぁ、その後すぐに職場ではMacをメイン使いだして傾倒して行ったけど。

 メインブラウザとして一番ガンガン使っていたのは多分4.0で、メインとして使い始めたのは3.0とかその辺だったと記憶しています。当時のIEさんは便利に攻め攻めな姿勢でいろんな機能を統合していて、それがセキュリティホールを呼ぶという感じで逆にガンガン攻められてヨワヨワなパッチを連発してました。
 3.0系を使いだしたのは、CSSに対応を始めた常用できる唯一のブラウザだったからです。当時の私は遅れた学生の身分でありましたが最初の志はどこ行く風、Webというものにすっかり魅せられてしまってどっぷり浸かり始めていて、長崎という田舎に住みながらも幸運な事に常時接続を比較的自由に使う事ができ、かつサーバとかルータとかをいたずらさせてもらうポジションにあり、さらにWebページをサーバ毎公開できるような環境に恵まれておりましたので自然に自分で作って公開するようになり、面白過ぎて楽し過ぎて遊んでいくうちにCSSの存在を知り興味をもって使いたくなってしまったのでした。
 当時の主流ブラウザはNetscape Navigator(以下NN)3系で、それは独自拡張タグでのスタイリングを推進していてCSSをサポートしていませんでした。まぁ、標準化団体はあったけれども始まったばかりでCSSも独自拡張みたいな扱いでしたし、各社同じように独自タグを実装していましたのでそれは時代というものです。あ、今のHTML5とかCSS3の各開発会社プレフィックス付きの先取り実装も似たようなものですね。それで普及を勝ち取ったものが標準化されていくのです。

 Windows 95全盛の時代、MacintoshにもIEが発表されるなど全盛期を迎えていたmicrosoftさんが矢継ぎ早に繰り出した4.0系はもの凄い勢いで普及していきました。いろいろな要素があって一概に言えないですけども(気になる若い子たちは歴史をひも解いてみよう)、本当にもの凄いペースでNNを置き換えていきました。Active Desktop、DynamicHTML、なっつかしー。
 そのDynamicHTMLのお陰で私的に第二次JavaScriptブームが到来していて(第一次は黒歴史てきに時間帯切り替えメッセージ表示とか、ページのフェードイン、フェードアウト表示とかやってた)、IEとNNの動きの違いにウガーとか言って嫌がりながら喜んでいましたね。あのままJavaScriptを続けていたら、今頃こうはなってなかったかも。Netscape社WebサーバはServerSide JavaScriptも実装してあってちょっとだけ調べてみたけど、私では資料の少なさをカバーする技量がなく泣く泣く……。とかいい思い出。

 そうするうちに適当にお仕事を始めてしまっていて若干のお金を手に入れた私はサクっとMacを自宅にも導入してしまって、WIndows上のIEさんとは少し疎遠になります。しかしながら、Mac版のIEもバージョンが進む毎にどんどんと良くなり、さりげに旧Macっぽくなるという順応性を見せつけやがるものだからお気に入りでした。Appleさん自体も諸事情込みでOSのデフォルトブラウザとしてIEを採用してましたしね。
 そうなると、Windows上のIEさんは作ったWebアプリの表示確認くらいにしか使わなくなってしまうのですけど、NNを駆逐してしまって対抗馬がいなくなっていたこの頃は結構平和だった印象が残っていますね、私自身のお仕事の感じもありますけど(持病が発覚して、入院、退院、その後復帰して全盛期っぽく忙殺されたものの、次へ活かす事ができず没落。次の病へステップアップ。アップじゃない)。

 しかし、別れは突然にです。Public beta版からMac OS Xへ移行するという先の見えない私はそのままIEさんを使い続けていたのですが、どうにも表示品質に満足できなくなってきました。他のCocoaアプリだとすっきり鮮やかに表示されるテキストがCarbonアプリであったIEさんではどんより残念に表示されるのです。それを決定的にわからせたのが、客観的に死に体じゃないかと失礼ながら思いますが、プロジェクト自体は今も存続しているOmniWebです。初めてOmniWebでWebを眺めたときの衝撃ったらなかったですね、一発で「これはああああああああああ」と思いましたもの。使い勝手とか機能的なサポート面で不都合が多々あったものの、そのときだけIEさんを使えばいいやと思ってあっさり乗り換え。
 ちなみに、OmniWebさんの生い立ちも興味深いのでお暇な時にでも見てみると良いと思いますよ。OmniWebというかOmniさん自体か。私的明瞭期にはいろいろお世話になりました。

 IEさんから離れてしまったのでこの後は簡単に済ませてしまいますけど、やっとmozillaが来始めてそのCocoa実装のCamioが眩しく見えて併用したり、Firebird(現Firefox)の主流化があったり、もろもろを乗り越えて満を持して登場したSafari。途中機能拡張にひかれてFirefoxやChromeを使った事もありますけど、ずっと大好き愛用してます。これからもSafariでいいんじゃないって思ってますよ。

 今でもIEさんは自分のページの動作確認に活躍中です。時は流れてMac上のVMware Fusion上で実行できるので頻繁に確認できて嬉しいですね。Mac上のSafariで開発してChrome、Firefoxで確認、最終的にIEさんでというのがパターン。
 諸般の事情を鑑み日本語版の公開は延期されてしまいましたが、そのIEさんもぐっとHTML5へ歩み寄ったと宣言している9.0が登場します。VMware Fusion上ではずっとWindows xpを使って参りましたが、Windows vista以降のみの対応ですので、IEさんのためにWindows 7を手に入れなければならないかなぁと思っていますよ。誰か買ってください。お手伝いの対価とかでもいいです。むしろそれ望んでます。