メガCDに移植されていたLDゲームのオープニングな動画。

 えーと、どこから語り始めればいいでしょう。その昔LDゲームと言うのがあって、どういうゲームかというとLDがCDみたいにランダムアクセスに強いという特性を活かして、途中で分岐したりランダムに動画を流すゲームっぽいのが作れるのではないかという野心的試みにより作成され、それなりに流行りましたがそれなりだったのでそれなりの速度で収束していった時代感しっとりなゲームジャンルです。野心的とは書いてみたものの、アドベンチャーブック(ゲームブック)の映像版なのですがー。

 色々な理由があって消えてしまったゲームなのですけど、ある時また急に見直されたりします。それはCDがゲームに本格的に使われるようになって大容量(当時)を活かしたゲームとは何ぞやと模索していた事に起因します。もの凄くベタですが、大容量、画像がたくさん、動かせる、アニメーションみたいな流れです。もちろんメディアに容量があるだけでは動画の再生に限界がありますけど、メガCDの発売前デモでもモノクロでありましたが裏読み込みをしつつずっと動画を再生していましたので技術的にはクリアされていました。今のHDだなんだの時代から眺めるとそれはもうしょっぱい画質であり、画面サイズであり、コマ数でありましたが、未来は感じてましたよ。

 みたいな事を果たして考えていたかどうかは判然としませんが、懐かしのメガCDに三本のLDゲームが移植されていまして、実機で遊んだ事もあった私は懐かし勇んで購入した想い出がございます。お世辞にも画質がいいとは言えませんでしたが、雰囲気はかなりありました。基本的に完全移植ですしね。

 制作したウルフ・チームさんは、このノウハウを活かしてオリジナルを開発したいと言っていたけれど実現せず。結局売れ行きの方はさっぱりだったんだろうなぁ。