Unityへ入門、そしてそっと引き返して門を出た。

 UNITY: Store

 唐突ですが、2012/04/08まで、iOS、Android版を無料で配布してくれています。是非有り難くいただいておきましょう。そしてゲームを作って公開して貢献しましょう。私はできないっぽいですけど。

 気が付けば去年の終わりくらいの話でありまして、時の経つのは早いものだなぁと、諸行無行だなぁと。あっしはね、身体も持病が有って弱いですけども心の方もそれはそれは弱くて病んでますし、加えて年齢も上がってきてうっかりが増えてきましたね。や、うっかりで済まされないレベルの事も多々有って弱るのですけど、あまり記憶がなかったりとかさー。あははは とか軽薄に書いても相変わらず事実が重い実状であります。

 それはともかくUnityね。Unityは3Dのエンジンを軸にしているゲーム開発ツールで、iOSなどのモバイル端末、Mac、Windowsなどのパソコン、Wii、Xbox360などのコンシューマ、果てはFlashにまで対応しているエゲつないマルチプラットフォームぶりと、60万人とも言われるユーザの数を背景にした活発なコミュニティや、モデルやエンジンなどの素材を売り買いできるエコシステムなどで評判と人気を呼んでいる、今この世界では一番熱いかもしれない製品です。しかも、Webページやパソコン向けへのゲームを基本機能のみで作成しリリースできる版が無料で公開されています。

 元々ゲーム好きで制作の方にも興味だけはあった私は、これはちょっとでも触ってみなければと思いながらも放置していたところに記事末にリンクがある書籍が発売されましたので取り組んでみた次第です。

 Unityでは3Dモデルを読み込んだり用意されている矩形っぽいオブジェクトを設置していってステージを作り、それらに属性を与えていきます。それはツールで用意されている項目だったりしますが、スクリプトを与える事もできます。そしてそのスクリプトはJavaScript、と言っても少しばかり拡張されている独自実装のJavaScriptで記述する事もできます。何だかとってもハードルが下がっている気がしませんか。しますよね。ボクはしましたよ。

 床を作って、その上にポチポチと立方体だのなんだののオブジェクトを置いて、それに物理的な力がかかるようにする。それだけで楽しいです。初期状態にちょっと浮かせて設置して動かし始めるとすーっと落ちていくし、幾つかのオブジェクトを重ねて設置しておいてバランスが悪いようだと崩れていく。それらを見るだけでも楽しい。基本的にデジタルでアナログをやりたいので物理計算とか大好きなわけですよ。そんな私にはもうたまりませんよね。

 今回取り組んでみた書籍にはステージ上をキャラが闊歩できるものや、上から落ちてきて積上っていくブロックを射撃して消していくゲームやらを作る事になります。作っていく過程も楽しいです。こんな簡単な事でこんな事が実現できるなんて。その昔、ゲーム雑誌などで目にしていたなんとかシェーディングが今この手元のマシン上で自由自在に。パーティクルを生成できるって素晴らしい。などなど感動のしどうしでありました。

 でもね、そこから先はイバラの道なんです。到底届かない場所への道程なんです。やっぱりなんだかんだでゲーム制作には総合的な技術が必要になります。計算の部分はUnityなどのツールの助けも借りられます。グラフィックや音楽等の作家性に関わる部分へもフリー、商用の素材などを上手く使えば助けになると思います。でも、助けになるだけかわりにやってくれるわけではないのですよね。

 とはいえ、ゲーム制作に必要な技術や雰囲気を感じる事ができますし、楽できる部分とそうでない部分を知る事もできます。基本3Dエンジンでありますが、Z軸を無視してしまえば2Dエンジンにも見立てられます。ゲーム制作に興味がある人はとりあえずの一歩として取り組んでみるのもいいのではないかと思いますよ。

 とりあえず個人的にやってて楽しかったのは「Unity入門」の方! 後々役に立ちそうなのは「Unityによる3Dゲーム開発入門」の方! 私はこの二冊しか購入していないけれど、手当たり次第購入して取り組んでみるのもいいんじゃなーい。

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