無料で使えてしまっているIE確認用仮想環境、ievms。

 xdissent/ievms

 ついうっかりWeb屋さんみたいなものになんちゃって復帰をしている雰囲気を醸し出しているのですけども、私みたいなMacオンリーユーザーなエセWeb屋さんにとって大敵なのはIEさんでの動作確認ですよ。一つのバージョンだけでよければまだいいですが、複数の、しかもかなり以前のバージョンでの確認を強いられたりすると、その確認環境を用意するだけでもしんどいです。

 他のブラウザでは基本的に後方互換といいますか、対応しているいないを気にして制作を進めていけばだいたい大丈夫なのですけど、IEさんはバージョン毎にダイナミックに挙動が違っていたりして、そこそこちゃんと確認してあげなければいけません。まぁ、IEさん以外のブラウザの過去バージョンの普及度なんて無視していいくらいだから平気なんだよ、とか言われるとうんざりするぐらい反論できないのでIEさんだけが悪いとも言えないと思ったりします。

 そんなことは当のmicrosoftさんも百も承知のご様子で各バージョン毎の検証用の仮想イメージを配布しています。でも、これ、自社製品であるところのVirtual PC用なのですよね。ところがこちとらMacユーザーですからVirtual PCが動きません。もともとVirtual PCっていうのはMac用のアプリだったはずなのに、とか懐古的な事を言ってみてももはやどうにもなりません。

 そんなボクらを救うべく存在しているのが件のスクリプトです。Virtual PC用のイメージをVirtualBoxで使えるように変換してくれます。VirtualBoxというのはOracleさんから無償で提供されているものですから、あら不思議、全て無償で手に入ります。ライセンス的にもIEで動作確認だけしていれば満たしている感じなので問題ないという見解だそうです。アクティベーションもできないしね。

 肝心のIEさんのバージョンも、6、7、8、9と全てを満たしています。ただ、仮想イメージとはいえこれらは共存できないので別のイメージになってしまうので、結構な大きさのディスクスペースを要求されます、数十GB単位です。私は自宅の環境には全てのバージョンを入れてみましたが、Airさんの方には全てをインストールする事はかなわず、7以降にしました。それでもそれなりな容量……、きついです。

 とはいえ、これで実機がなくともIEさんでの動作確認が取れるのですから非常に助かります。実際助かってます。ディスクスペースに余裕のある方、お困りの方はこじ開けてでも試してみてはいかがでしょうか。