カクノ。

 パイロットの1000円万年筆、ヒットの秘訣はアナログ感 (1) 万年筆のイメージを覆す | マイナビニュース

 自分ではそんなつもりはなかったのですけど、いつの間にか気がつけばパイロットさんの万年筆を愛用しており、なんだかんだでパイロット派みたいな気持ちも湧き出てきております。

 どうしてだろう、前はそんなことなかったような気がするのにって思いますけれど、やはりそれはパイロットさんが万年筆というものを大事にしていてくれるからだとボクが勝手に思っているからかな。もちろん自分たちのメシの種でありますから大事にするのは当たり前だし、他メーカーさんもちゃんと大事にしていただけているのですけど、なんとなくイメージだったり肌感覚というとんでもなくいい加減な感覚、もはや感情と言ってもいいくらいのレベルのやつでそう思わされるのはパイロットさんです。多分まぁ、毎年地元の文具屋さんにペンクリニックで来てくれているからなんだろうけど、実際の人と交流しちゃうと弱いよねー。弱すぎだよねー。

 さて、そんなパイロットさんが販売している入門用の万年筆「カクノ」が相変わらず売れているようでございます。開発時の目論見とは異なり、当初はマニアの皆さんが買っていたらしいですけど、だんだんと狙っている層へリーチしているそうです。そらまぁ、最初は好き者が買うんですよ、もはや万年筆は筆記具だけど趣味のもので、一部の人たちが買い支えざるを得ない状態でしたもの。もちろんそんなことない、文具なのだからという意見もおありでしょう、ボクもそう主張したいですけどね。現実として下手すると一本数万円もするペンのどこにその正当性があるのか。

 でも、今回好調な原因は、その万年筆の楽しさだったり醍醐味だったりが広まっているためというから嬉しくてたまりません。それこそこれまで蒔いてきた種がやっと実を結んだんじゃないかなぁ、図らずもという感じなのかも知れませんが。記事中にもありますが、千円のペンのために五百円のコンバーターと千五百円のインクを買うっていい話じゃないですか、ここからインクだのペンだのが増えていくって気持ちいいじゃないですか。まぁ、ボクらみたいな好き者の戯言なんだと思いますけど。

 ボクとかもそうなのですけど、自分が好きなものだったりいい体験を得たことは人に薦めたくなる人が多いと思います。これで万年筆を気に入ってくれた人が、また誰かに薦めてくれるでしょうからさらに広がっていく可能性もありますね。そうなればいいなぁと本当に楽しみ。

 そうそう、ボクもこれまではカクノさんの元ネタと思われるペリカンのJrをちょっとした贈り物に使ってりしてましたが、最近はカクノさんですね、カクノさんに決まってる。

 あ、コンバーターはね、小さい方がいいよ。だってインクを入れるのも楽しいから、頻度が上がった方がいいでしょ(