E3 2007の時期に行われた任天堂宮本さんへインタビュー記事。

 WIRED VISION / 任天堂の宮本茂氏が語る、ゲームの新たな発想(1)
 WIRED VISION / 任天堂の宮本茂氏が語る、ゲームの新たな発想(2)
 WIRED VISION / 任天堂の宮本茂氏が語る、ゲームの新たな発想(3)
 WIRED VISION / 任天堂の宮本茂氏が語る、ゲームの新たな発想(4)
 WIRED VISION / 任天堂の宮本茂氏が語る、ゲームの新たな発想(5)、読者コメント編

それにマリオの場合、プレイしている隣に誰かが座っていると、決まって「違うよ、こっちだって、ほら、あれを見ないと」などと指示しています。そこで、『Wii』のリモコンとポインター機能を使い、ソファーで隣に座っている人たちにとっても、よりインタラクティブなゲームを作れるのではないかと考えました。隣の人がいろいろなものを指してプレイヤーを導くことができるんじゃないかと。

 発売の待たれる新作「スーパーマリオギャラクシー」の二人同時プレイを指してのコメント。確かに複数人で交代でプレイしている時などによくある光景ですね。実際Wiiで遊んでいると、有効にならない側のWiiリモコンのポインタも画面にでているので、「ココ、ココ」みたいにポイントして教えている事も多々ありますから。
 直接関係しないけれども、遊びに参加できる緩い同時プレイというのは昔からあって、ソニック2のテイルスはまさにその為の存在でした。

ただ私は、WiiWareの本当の強みというのは、より多くの自由が許される点にあると考えています。ほんのちょっとしたコンセプトやアイディアをゲームにして公開できる。開発者にいっそうの自由をもたらすものだと思います。

 WiiWareとはWii向けゲーム開発・配信サービスの事で、中小、或は個人レベルで開発されたゲームの発表の場、ビジネスの場として期待されています。ただし、現段階では詳細を明らかにされていないので実際にはどうなるか不明。でも、期待できそうですね。

実を言うと、私たちは今『Wii Music』[訳注:Wii向けゲームの仮称]に取り組んでいるので、私は他の音楽ゲームにあまり注意を向けないようにしています。そうしたものから影響を受けたくないのです。

 Wii発表時から存在が公になっている音楽ゲーム。Wiiリモコンを二本使って疑似ドラムプレイなどが披露されていた。個人的に凄く楽しみなゲームの一つ。

しかし、ニンテンドーDSによって、開発者は成功の仕組みをついに理解し始めたと思います。さらに任天堂には、独自のサードパーティー支援グループがあります。このグループは、サードパーティーと共同の取り組みを開始しており、当社の社内開発者チーム向けと同レベルの支援を提供しています。

つまり、技術的な点から見ても、サードパーティーの開発者はさらなる理解を得ていると思います。こうしたことのおかげで、良いアイディアをゲーム開発、制作につなげるスタッフを持つサードパーティーが出てきています。より多くのユニークで独創的なアイディアが出てきはじめています。

そうした製品すべてに私は胸を躍らせていますし、その登場を非常に楽しみにしています。サードパーティーが、できる限り最高の開発チームとデザイナーを用い、最もユニークで最高の製品を作り出してくれるのです。

 今のところ目立った成果は現れていない様な感じだけども、この状態もそう長く続く事はないのかも知れない。これからもっともっと盛り上げていって欲しい。正直なところ、私がゲーム離れしそうです(←これだけ駄文書き散らかしておいてこの落ち)。